リタイア資金について(3)

2022年6月20日月曜日

リタイア準備 経済金融

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退職時点(2020/3/31)で手持ちの金融資産は、8,000万円ほどでした。内訳はざっくり有価証券5,000万円、現金3,000万円といったところ。国内株をメインに配当金が税引き後、年間80万円程度見込める状態でした。

ここに割増金を乗せた退職金3,500万円(税引き後)が加わります。一億を超える見込みが立ち、「まあ、何とかなるだろう」と念願のリタイア生活を開始しました。

この時点での不安は、
・自宅が賃貸マンション(東京23区内3LDK/月額家賃約17万円)
・子供が高校生(一人っ子で好きにさせたいが、進路未定)
といったところ。

特に家賃は大きいので、「オリンピックが終わればマンションの価格も下がるだろうから、そのタイミングで中古を買おう」と漠然と考えていました。住宅購入に関しては、私も妻も実家からの支援は全く見込めないため、自分で築いた資金から捻出するしかありません。ご存じのとおり、ここは完全に見込みが外れ、不動産価格は上昇の一途です。とても手が出ない状況となりました(2022年6月現在)。

なお、最初に記した金融資産は、私に加え、妻と娘の分も合算しています。これはそれぞれ分担としてNISA、ジュニアNISAの枠を最大限活用すべく自分のガバナンスで運用しているためです。もともとの妻が持っていた現金がありましたが、妻に指示をしてNISA(一昨年から積立NISA)とiDeCoに毎月コツコツと振り分けさせています。また余剰資金は大手商社株を買わせ、配当を得つつ値上がり時には売却を行い、結果、分母は小さいですが、妻の資金は倍増し、一番成績が良いです。

一方で私の有価証券の方は、アベノミックスの恩恵を受けたとはいえ、気ぜわしく売り買いしたためか退職の時点では15%程度増加したにすぎませんでした。全く果実を食い損ねたキツネのようです。

しかし、この退職金が入ったタイミングで僥倖と言っていい事態が勃発します。

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2020年3月に52歳で30年勤めた会社を早期退職。 資金も目標に達したので日々呑気暮らしをしています。

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