50代・男性・無職 という肩書はなかなかの破壊力

2022年10月15日土曜日

日常

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よくセミリタイアブログでも語られていますが、何か世の中で犯罪が起きると犯人のプロフィールが「50代・男性・無職」である確率がかなり高いといわれます。

確かに注意してみると、そういう気がしなくもありません。地域の防犯メールに「変質者発生! 年齢50、60才台の男性、身長は170cm中肉中背で黒っぽい服を着て・・・」などと私のプロフィールに当てはまる記載があった場合はロクに散歩にも出ることができません。

そもそも第二次ベビーブーム前後で50代は人口も多いでしょうし、中肉中背なら多くの人が対象となるわけで、気にしすぎなのでしょう。

しかし小心者の私は、職質に遭遇した場合、心当たりが無くてもかなりキョドることは間違いありません。幸いに今のところは職質には遭いませんが、特に平日の外出には妻に同行をお願いするなど万一の備えをしています。

コロナ禍で在宅勤務が増え、東京の住宅地でも平日昼間に壮年男性が歩いている姿を見てもさほど珍しくなくなりました。ただし、やはり無職だと、周囲の目が何やら刺すような、咎めるような気がしてしまいます。多分気のせいなのですが。

私の知人(50代・男性・無職)から先日話を聞きました。誰にでも発行してくれると有名なクレジットカード機能付きショッピングカードを作ろうとしたところ、職業を「無職」と書いた刹那、受付していた人の顔から笑顔が消え、奥に入って行ったそうです。しばらくして屈強な男性が出てきて生活収入源など根掘り葉掘り聞かれたそうです。結局カードは発行されたようですが、同じ属性である奥様は女性というだけで特に問答も無く、あっという間に手続きが終わったと言って悲憤慷慨しておりました。

まあ、たまたまそんな目に遭っただけかもしれませんが、リタイア生活を息災に過ごすためには心しておく必要はありそうです。

堂々としていればいいのでしょうが、日本社会というのは、何か無職男性にやさしくない気がします。この分野でもジェンダーレス化が進むことを祈ります。

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2020年3月に52歳で30年勤めた会社を早期退職。 資金も目標に達したので日々呑気暮らしをしています。

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