私は退職したら
ふるさと納税が使えなくなること
をあまり考慮に入れてませんでした。あくまで節税の一環としてだけ考えていました。
それでも毎年10数万円の寄付を実行し、肉やフルーツ、海産物などの返礼品をいただいてきました。返礼品も結構な量でした。
返礼品を全国各地の風土を思い浮かべながら家族でいただくのを楽しみにしておりました。
これが無職になりましたら定期収入がありませんので、ふるさと納税はやる必要が無くなりました。
もちろん、制度上は無職であってもふるさと納税して構わないわけですが、税の寄附控除が効いてこないため、単なる寄付行為になります。返礼品をいただいてもありがたみが激減すること請け合いです。
どうせ寄付をするなら、他の機関だってあるでしょう。
無職になって毎月のように来ていた返礼品が来なくなるのは想像以上に寂しいものでした。家族にとってもかなり悲しい思いをしたようで、「会社を辞めなければ・・・」という冷たい目を感じました。
さて、退職してふるさと納税の旨味が無くなるのは仕方ないとして、在職中に何か対策はできなかったでしょうか。
ありました。それは、株主優待を採用している株を買っておくことでした。
私は、基本的に株式購入は配当金を目的にしており、株主優待はあまり持っていませんでした。
ふるさと納税ができなくなることで退職したことを悔いるとまではなりませんが、心穏やかなリタイア生活を送るためにも、もう少し、株主優待の品目などを調査して安いうちに購入しておけば良かったです。