次の失敗話です。
これは多少セコい話ですが、
会社のノウハウをもっと身につけておけばよかった
ということです。
何も、社畜のようにひたすら働けばよかったということではありません。
会社を辞めるにあたっても「守秘義務」というものがあります。重要な会社の情報や顧客情報などは秘密を守る必要があります。
まあ、私などは大した重責ではなかったのでさほどの重要情報はありませんでしたが、これが役員などになると背任行為となる場合もあり、ただ事ではすみません。先日、はま寿司からかっぱ寿司に移籍した元役員が重要情報を悪用したとして逮捕されてしまいました。
守秘義務は侮れません。
私が言う会社のノウハウというのは、少し暗黙知的なものになりますが、資料の作成ルールから規約や規程の作り方や管理の仕方など、もっと経験して身につけておけばよかった、ということです。
これは退職後にも役に立ちます。いろいろと私的な物事を整理したり、あるいは自治会や同窓会、PTAなどで規約や規程を作成管理したり、分かりやすい資料を作ったりといった必要がある場合があります。まあ人によっては、そんなに頻繁ではないかもしれませんが。
ああ、会社で似たようなのを作ったなあ、と思うことがありますが、そんなに真剣にやっていなかったのか、さっぱり思い出せません。
こういう時にササっとやってしまう人は、「似たようなこと会社でやったから」とさりげなく言います。
まあ、失敗というほどではないのかもしれませんが、どうせ仕事するならで身につけておけばよかった、と結構真剣に悔やんでいます。