寿司職人や美容師さんは国際競争力が高い!

2022年12月23日金曜日

経営 経済金融

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日本ではなかなか次の成長産業が育ちにくく、旧来の大企業に頼った政策が多いですね。先端半導体の会社を日本の大手メーカーにアメリカIBMも加わって作るようですが、私の個人的な受け取り方では「昔の名前で出ています」という感じで、注力するのはそこなのか?と疑問に感じます。

対中華圏ということで戦略的に分からないわけではありませんが、巨額の投資に見合う成果が得られるのかは、どうなんでしょうか。杞憂に終わればいいのですが。

もちろんそうではなく、未来に向けてのいろいろな手を打っており、決して旧態依然とはしていない、という意見はあると思います。

しかしながら、日本では依然として規制が多く、打つ手打つ手が諸外国の周回遅れのスピード。結果として何もできていないと言われても仕方ありません。

品質の悪さをさんざん貶していた中国なんて遥か彼方で背中が見えなくなってしまいました。今年のワールドカップサッカーの広告を見れば一目で分かりますね。日本企業はほとんどありません。

少し前までは、TOYOTA、Panasonic、TOSHIBAなどが目についていたものですが。

今や、大学へ行く意味も本当に考えなくてはなりません。大量採用、終身雇用の形態はもはや崩れています。というか企業にその余裕はもうありません。

公務員だって安泰だと言えるのでしょうか。税収も先細りで増税しても、結局、破綻する企業や個人が続出します。クビにならないだけで、うーんと安くなった円で給料をもらい続けても、海外旅行も行けず、国内の上級財は円の価値を上回る通貨を持った今の新興国の人たちが独占してしまうでしょう。

一方で知っている方も多いと思いますが、シンガポールやオーストラリア、アメリカでは、日本人の寿司職人や美容師が高給で引く手あまただそうです。

語学でコミュニケーションが取れ、ホスピタリティがあれば更に高額な報酬も期待できるとか。

大学院まで出てエンジニアになるよりも、英語をネイティブレベルまで上げて寿司教室へ通って海外で外貨を稼ぎながら生活する。

これが今や「勝ち組」のスタイルだと言っても過言ではないような気がします。

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2020年3月に52歳で30年勤めた会社を早期退職。 資金も目標に達したので日々呑気暮らしをしています。

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