会社のストレスを減らすには ~人生を人任せにしない~

2022年7月18日月曜日

リタイア準備 労働

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リタイアするともちろんストレスは激減します。ただ自分の場合、0にはなりませんでした。家族の事や近隣の事、自分の健康問題や資産減少など、まあ社会に生きている以上はしようがありませんね。

それでもやはり夜はよく眠れるようになりました。年齢が年齢なのでトイレにはちょくちょく起きますが、寝る前に「明日が嫌だなあ」「明日、〇〇になんて言おう」「あ、あれやってない!」とか全く悩みませんし、浅い眠りでビクッと起きることもなくなりました。

それに連動してなのでしょうが、高かった血圧が退職後に全くの正常値になったのには驚きました。自宅にある同じ測定器で測りましたから、たまたまということも無さそうです。

しかし、会社に勤めていた時のあの尋常じゃないストレスは何だったのでしょうか。通勤ラッシュ、社内政治、上司と部下の板挟み、無茶ぶり、無責任、梯子外し、資料のどうでもいい細かな箇所のやり直し・・・

今思えば、これらは「自分の人生の方向を自分でグリップしていない」状態で、一方的に他者の都合により翻弄されたことでストレスが加速度的に増えていたのだと思います。自分でどうにもできない、他人からの干渉。会社に安住し「人任せ」にしている人ほど気を付けるべきかもしれません。

ストレスを減らすには、会社を辞めることも一案です。特に心身の消耗が甚だしく、就労環境の改善が見込め無さそうな場合、まずはそこから逃げることも真剣に検討すべきでしょう。しかしながら、そう簡単に会社を辞める選択肢を取れない人が多数なはずです。

そのような方は、自分の人生の方向の決定権を自分の手に取り戻す努力をしてみましょう。例えば、副業を始めてみる、資格の勉強を始めてみる、会社外のボランティアや趣味サークルなどに加入してみる、など。

会社にどっぷり浸っていても、いざとなったら会社は平気であなたを見捨てるでしょう。その前にこちらから見限ってやる備えをしておくのです。ボランティアや趣味サークルの関係者から思わぬ個人ビジネスの依頼をもらう場合もあります。新しくできた知り合いの紹介で転職した人もいます。いっそのこと転職エージェントに登録してしまうのも一策です。大儲けを狙わなければ、働き口は何とかなるものです。

会社員を続ける場合でも、「自分の人生は自分が決める」という心持ちと行動でストレスは減らせるのではないでしょうか。

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2020年3月に52歳で30年勤めた会社を早期退職。 資金も目標に達したので日々呑気暮らしをしています。

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