少し前から、雑誌やYouTubeなどでソロキャンプの記事が目立つようになりました。
元々、キャンプとは家族や友人など大勢で楽しむもの、という概念がありましたが、タレントのヒロシさんやバイキング西村さんなどいわゆるソロキャンパーおじさん(失礼!)が段取り良くソロキャンプを楽しむ姿をみて中高年男性にも広まっているようです。
今やソロキャンプ向けの良いギアがたくさん売られていますしね。少し懐具合に余裕のある中高年男性にとっては、「昔からのあこがれ」「孤高を楽しむ」というところで新たな趣味としてドンピシャなのではないでしょうか。
人が何をどう楽しもうが自由だろう、と言われればその通りなのであまり腐すつもりは無いのですが、実際にソロキャンプをやった複数の方に聞くとやはりというか一定数の「やらかす」方々もいるようです。
具体的には、
・最初から上級者用のギアはいらない、最初は自宅周りにあるもので十分、という言葉を信じて自宅から布団や鍋釜テーブルを持ち込み、腰を痛めた
・最初の2時間ほどで孤独に飽きてしまい、周囲のソロキャンパーに声をかけまくる。特に若い女性がいると余計なお世話を焼こうとして煙たがれる
・焚火の後始末をしない
・最新ギアを外に置き忘れ、盗まれる
・飲み過ぎて吐く。所かまわず立小便をする
など。他にもいろいろあるんでしょう。
まあ、ベテランと最初に行って徐々に慣れていくのが理想ですが、最初はYouTubeなどでよく研究することだと思います。特に現地でのルール、マナーは最低限叩き込み、なるべく良質なギアを経験に応じて少しづつ増やしていく、といったところではないでしょうか。
私だったら、キャンプに不慣れなら無理せずにソロキャンプは憧れにとどめておきますね。何だかすぐに飽きちゃいそうですから。安くてもいいので温泉宿で独りゆっくり泊まって過ごしたいです。