受験された方がいらっしゃいましたら、大変お疲れさまでしたと申し上げたいです。
この試験は、午前中８科目の選択式試験、午後７科目の択一式試験で構成され、いずれもマークシートでの試験になります。マークシートだから何とかなるだろう、と思いがちですが、これがまたいろいろと難儀な仕掛けがあって、なかなかにタフな試験なのであります。
私が受験した時よりも、今は申し込み手続きがネットでできるようになったり、合格発表日までが短くなったり改善面も多々あるようですが、受験料が15000円するのですね。前は9000円でしたから結構な値上げですね。それでも受験希望者数はさほど落ちていないようですから、受験者の意欲の高さには頭が下がります。
社会保険労務士試験が一般的な難関試験かはともかく、普通の人が働きながら受験するにはかなりハードルが高い試験であることは間違いありません。家族との時間やプライベートを削って勉強時間を捻出する必要があり、長くは受験生活も続けられません。
仕事をしながら社労士試験に挑み続ける人たちには、個人的にも頑張ってほしいと思っています。特に今の勤め先に不満を持ち、将来の転職（転社）や独立開業を胸に秘めている人に対しては、心からその夢をかなえていただきたいと思います。
試験内容ですが、詳細の講評は早速各予備校がホームページやYouTubeに出しているようですね。私がざっと見た感じでは、なかなか実務に近い問題が増えて苦戦する方もあったようです。丹念に過去問を潰してコツコツと知識を積み上げるだけではつらくなってきていますね。
さて、合格発表日にはどのような結果が出るのでしょうか。
