中間管理職へのシワ寄せ

2022年9月4日日曜日

労働

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最近は「中間管理職に昇進したら負け」という風潮もあるそうです。

上司からの無茶ぶりは増え、権利ばかり主張する部下には突き上げられ、常に板挟みで疲労困憊。やりがいなんて持っている人の方が少なそうです。給料が多少上がっても費用対効果はうんと悪化しそうですもんね。

いや、一口に中間管理職と言っても将来の幹部候補は違うでしょうね。今では、将来の幹部候補を早期に見極めて昇進を速め、経営の教育を実践的に行っています。こういう人は30代そこそこで課長になり、数年で部長になり、ということで現場で苦労する期間は短いでしょう。

問題は、中途半端に仕事ができて人柄もいいような、でも役員どころか部長以上にはなれない人が、論功行賞的に50歳前にふと課長になれたりする方でしょうか。

こういう人は、上から見たら無茶ぶりしやすいでしょうね。本人は昇進したのを意気に感じているはず、とばかりに半分自分の個人的な用事まで押し付けたりします。部下からしても妙に慕われているというか、ものをズケズケ言いやすいので遠慮がありません。

ますますこういう人に組織のシワ寄せが行くわけです。

いや、もう絶対にこういう昇進の打診は断るべきですね。あとは無事に定年まで息をひそめてやり過ごしましょう。そういう50代、60代が楽しいかは話は別ですが。まあ、心身の健康の方が大切です。

あと、あえて昇進話を受けて3年ほどがむしゃらにやって早期退職するのも良いですね。ボーナスも上がるかもしれませんし、退職金もランクが上がるのが常ですから。できればその前からお金をためて資格なども取っておけば鬼に金棒です。

しかし、早期退職を楽しみに昇進を受けるというのも何だかこれでいいのだろうか、少し複雑な気持ちになりますね。

まあ、こういった受難を避けるためには、若いうちから管理職を目指すのか専門職で行くのか、はたまた早期に金をためてFIREするのかの取り組みが肝要ですね。

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2020年3月に52歳で30年勤めた会社を早期退職。 資金も目標に達したので日々呑気暮らしをしています。

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