国民年金の未納期間をどうするか

2022年9月7日水曜日

リタイア生活実践

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国民年金の加入は原則20歳から60歳までですが、強制加入になったのは、1991年4月からで、それまでは任意加入でした。

つまり私のような50代半ばから上の世代は、大学に進学などして20歳到達時点で厚生年金に加入していない場合、就職するまでの間、国民年金に未加入となっている方が多いことと思います。

大学を卒業して就職して厚生年金に加入しても、当時は若く、遡って未納の国民年金を追納することができるのを知りもしませんでしたし、教えてくれる人もありませんでした。いや、知っていたとしても遊びたい盛り。そんな先のことは知らない、と追納なんてしなかったでしょうね。

そんなこんなで私にも2年とちょっとの国民年金未納期間があるわけです。リタイアして国民年金の加入者となり、加入期間もあと5年となりました。他の会社勤めの人たちの多くは、そのまま65歳まで働くでしょう。これだと問題ありません。未納だった分も厚生年金の加入で補ってくれます。

国民年金のみに加入している私は、満60歳になる5年後までに加入期間が40年に満たないまま終えるか、2年余りの任意加入者となり、加入期間を40年にするかを決めなくてはいけません。

任意加入は、昔の安い保険料ではなく、今の高い保険料を払わなくてはならないことが少し癪に障ります。しかし、現在のところ、任意加入にしてiDeCoを可能な限り長く、かつ最大限度額で掛けていくことにしました。任意加入による年金額の増加分はたかが知れていますが、iDeCoを精一杯使う方が私の場合メリットが多いかと考えました。

実はもう一つ、マイクロ法人を作り、最低限の報酬で厚生年金に加入し続けるという方法も検討しています。ただこれは、妻の分と合わせると年金保険料は抑えられるメリットがある一方で、iDeCoの限度額が妻ともども国民年金加入の場合の約1/3に抑えられてしまうのがネックであると感じています。

もうしばらく考えますが、今のところは任意加入に傾いています。

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2020年3月に52歳で30年勤めた会社を早期退職。 資金も目標に達したので日々呑気暮らしをしています。

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