会社の飲み会のつまらなさ、くだらなさについては、セミリタイアを志向する方々にとってはいちいち論ずるのもバカバカしいほど当たり前のことだと思います。
個人個人では、話も面白く見識も豊かな人でそれなりにためになるようなことを教えてくれる場合もありますが、そういう人も、ひとたび大人数の会社の飲み会になると、くだらない上司の頓珍漢な話や古色蒼然とした武勇伝(本人だけがそう思っている)に真顔で相槌を打ち、肯定的な意見でサポートしたりします。
まあ、私にはできませんでしたが出世のためには何の抵抗もなくそれができる人がいましたね。ある意味凄いタフなメンタルだと思います。
会社での飲み会が好きな連中は、「飲み会こそが会社への忠誠のバロメータ」「飲み会こそが会社を動かしている」などと、真顔で言いますね。特に若手が飲み会への参加を断ると、翌日、会議室に呼び出されて説教されてました。
ところが、最近はリモート疲れもあるのか、むしろ職場の飲み会をやってほしい、と言ってくる若手社員も出てきているのだとか。
バブルオヤジたちが、欣喜雀躍するのは言うまでもありません。コロナで飲み会が少なくなった反動でここ数か月の会社の飲み会のはじけ方は尋常じゃないと飲食店の方も教えてくれました。
飲み会をぜひやってほしいっす、などと気まぐれで言ってしまった若手が「お前が余計なことを言ったせいで!」と袋叩きに遭っていないことを祈っております。