「良い大学から良い会社に入って安定した人生を!」というもはや日本社会においては幻想といっていい親世代の思考から抜け出しているとしたら、それは大変頼もしく感じるところです。
しかし、気になることもあります。
第一に雨後の筍のごときサークルの増加により、詐欺まがいや勧誘まがいの怪しげなものが相当数あるのではないか、ということです。
第二に起業というのはその人によって適齢期が違うということです。いきなり若い時に起業するのではなく、しばらく勤め人としてビジネスセンスを磨きつつ社会の問題に気づき起業する方が良い人もいます。いくらやりたいことがあってもその時の市場に見向きもされない、ということもあります。
あまり外面が良くて美辞麗句が並んでいるようなサークルは避けた方が良いですね。起業によるリスクをきちんと学べたり、いろいろなシミュレーションをして新しい気づきを得られたりすることができたりすると良いですね。
やはり、若いうちに小さな失敗をしておいた方が良いという意見もあります。生涯のビジネスパートナーと出会うことだってあります。
もし私が今の学生だったら、起業サークル、大いに興味がありますね。