退職して暇で困ったことはありません

2022年12月11日日曜日

リタイア生活実践 日常

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定年前にリタイアした者に向けられる言葉で、「金銭的に大丈夫か?」という言葉と並んで「暇で困るんじゃない?」というものがあると思います。

金銭的なことは、自分で手当てしなくてはなりませんし心配事として尤もですが、暇で困るかどうかは全くもって余計なお世話だと感じています。

そもそも「暇で困るのではないか」という疑問は、日本独特なのかもしれません。正確なデータを集めたわけではありませんから、私が単にそう思っているだけの可能性大ですが。

まず、定年まできっちり勤め上げるのが当たり前だという前提があります。定年前に退職して再就職しないというのは、まさに異端児扱いと言って良いでしょう。また、人生から仕事を引き算すると、何も残らないに違いない、という思い込み。

これらは、洗脳による賜物ではないか、とこのような言葉を投げかけてくる人が、少々気の毒にもなります。

少なくとも私は暇で困ったことはありません。テレビで自由にスポーツ観戦したり、ネットやYouTubeを閲覧するだけでもあっという間に時間は過ぎます。最新の書籍もじっくり読めますし、四季の変化を感じながらの散歩や自転車でのポタリングも大好きです。

人の少ない平日に人気スポットへ出かけられますし、安い時期に旅行もできます。そんなこんなで暇と感じたことは一切ありません。ぼーっとする時間も大切な時間なのです。勝手に「暇そう」などと決めつけないでいただきたいものです。

日本は先進国の中でも失業率が低く、これは素晴らしいことなのかもしれませんが、低賃金で貧しい暮らしを余儀なくされている人も多い事実があります。とにかく仕事についていれば素晴らしいという風潮よりも中身、すなわち賃金を上げてやりがいを持てるような労働環境になればいいですね。

何はともあれ、リタイアした身としては、働くこと以外にも人生にはやることがいっぱいあるということを実感しております。

人間性を回復した、という言葉もあながち大げさではないことを感じております。


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2020年3月に52歳で30年勤めた会社を早期退職。 資金も目標に達したので日々呑気暮らしをしています。

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