テレビなどでもバラエティなどで活躍していますプロレスラーの武藤敬司さんが、来年で引退をします。
ツルツル頭に白い口髭、つぶらな瞳でとても愛嬌のあるキャラクターですが、プロレス界ではNo. 1の評価も高い凄い人です。
まあ、語り始めると物凄い文字数になってしまいますから、ごくごく一部ですが武藤さんの素晴らしさをお伝えしたいと思います。
昔の武藤さんは髪の毛もふさふさで、二枚目。体も大きく技も多彩で派手。既にスター性抜群でした。
そのままでスターになる要素だらけでしたが、アメリカ遠征中にザ・グレート・ムタという顔にペイントを施し口から毒霧を吐くという怪奇レスラーとして人気を博します。日本に帰っても反則しまくりのムタと正統派の武藤と見事にキャラクターを使い分けておりました。
これを徹底した。なかなかできそうでできないことですね。他のプロレスラーが色々と同様なことをやりましたが、武藤とムタが凄すぎてほとんどが短期間で消えていきました。
武藤さんはアメリカで「お客さんをたくさん呼べて、グッズで売上を伸ばして団体を潤すレスラーが最高のレスラー」であることを実感したそうです。
後に全日本プロレスなどの社長になりましたが、経営手腕はというとちょっとノーコメントとなりますが、キャラ付けを確立した最高のレスラーの1人であったことは間違い無いでしょう。