ハイクラス人材市場は活況らしい

2022年12月14日水曜日

経営 労働

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久々に会社員時代の後輩と近況を報告し合う機会がありました。

その後輩はいわゆる退職金割増を貰う早期退職者ではなく、40歳を少し過ぎたあたりで自己都合で退職し、転職エージェントの世界に身を投じたバイタリティ溢れる人間です。

私とは真逆のキャリアの人間ですが、人柄は謙虚で根っから「人の役に立ちたい」と思っている人で嫌味がありません。

そんな彼は、今はハイクラス人材を担当しているらしく中々興味深い話が聞けました。

守秘義務もありますので具体的な話はオブラートだったのですが、年収1000万超のハイクラス人材については、企業からの引き合いも、また転職希望者も非常に多く、市場が活況だとのことでした。

円安の影響もあるのか、年収1000万円くらいだとさほどハイクラス感は無いらしく、1500万~2000万円台の動きが活発のようです(一部私の推測)。

そういう彼も、忙しいながら、クライアントのお役に立てているという実感で充実した仕事ができているとのことでした。はっきり聞きませんでしたが、成功型の報酬体系らしく、かなり羽振りもよさそうでした。まあ、元気で何よりに思いました。

職種としては、特にプロジェクトを仕切れるDX絡みのマネージャー経験者の争奪戦が熱いようですね。それから財務責任者なんかも引く手数多だとか。

最後に「私はどうだろうか」と、試しに冗談半分期待半分で聞いてみたところ、見事に彼は口籠もってしまいました。

実に正直で誠実な人です。でも、私には働く気は無いのですが、実はほのかに傷つきました。

自分はひょっとしてハイクラス人材の可能性が!と少しでも期待していたところに、まだまだリタイア者としての不惑の境地には程遠いことを実感した初冬の夕暮れでした。

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2020年3月に52歳で30年勤めた会社を早期退職。 資金も目標に達したので日々呑気暮らしをしています。

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